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2025.08.01

DPF洗浄後にまたすぐにチェックランプ点灯!?目詰まり以外の意外な原因とは?

対処法を知らないと、突然のランプの点灯で不安に思うドライバーも多いのではないでしょうか?

DPFチェックランプとは、DPFに何かしらの異常があるときに点灯して危険を知らせてくれる警告灯のことです。車両の異常を知らせるものですので、このランプが点滅・点灯した場合は速やかに対処を行うことが大切です。

ランプが点滅した状態では、多くの場合、車両の走行を止めて手動再生を行うと解決できますが、点灯している場合は、手動再生*では対処できない場合もあるため、強制再生*やDPF洗浄を行う必要が出てきます。しかし、中には洗浄を行っても復活せずに、またすぐにチェックランプが点灯するケースもあります。

本記事では、DPFチェックランプの点灯要因、洗浄を行ってもチェックランプが再点灯する事例をご紹介していきたいと思います。


DPFの「手動再生*」「強制再生*」について知りたい方はこちらの記事をクリック

コラム

DPFの目詰まりを予防!DPFに備わる「再生」機能とは?DPFの再生方法についても解説!

* 写真・画像は、弊社HPに掲載されているものを使用しています

DPFチェックランプ(DPF警告灯)の点灯要因

通常、DPFのチェックランプが点灯するのは、DPF内部に煤が溜まりすぎているのが主な原因です。

DPFはエンジンから出た煤を捕集し、堆積した煤が一定量になると自動で除去する再生機能を備えていますが、長期間の使用や走行条件により、フィルター内部に煤や灰が一定量以上に溜まると、目詰まりを起こして正常な再生処理が行われなくなります。この状態を放置しておくと、排気の流れが妨げられる為、エンジン性能の低下や燃費の悪化といった不具合にもつながります。

また、ランプの点滅を無視した状態で走行を続けると、ランプの表示が点滅から点灯に変わり、車種によってはエンジン制御が掛かるなど走行に支障が出てくる恐れもあるため、出来る限り速やかに手動再生や整備工場・ディーラーでの強制燃焼、DPF洗浄などを行い、適切に対処する必要があります。

しかし、手動再生や洗浄でDPFの目詰まりを解消できたと安心したのも束の間、またすぐにチェックランプが点滅・点灯するケースがあります。こういった場合は、目詰まり以外の原因が考えられます。

では、DPFの目詰まりではなかった場合の要因としてどのようなものがあるのでしょうか。

目詰まり以外のDPFチェックランプの点灯要因

1)フィルターのヒビ割れ

フィルターのヒビ割れとは、DPFのセラミック構造に発生する亀裂のことです。この亀裂は熱応力や圧力上昇などの要因によって発生する可能性があります。

フィルターに亀裂が生じると、DPFが本来持つPMを捕集するフィルター能力が低下するため、排気ガスを効果的にろ過することができなくなります。

そうすると、DPFで除去されなかった人体に有害なPMを含んだ排気ガスがマフラーから外へと流れ出ていくため、大気汚染への環境負荷にも影響が及びます。

また、走行パワーの低下やエンジン性能、他の排気システムの損傷などのトラブルを引き起こす可能性もあります。

2)フィルターの溶損(フィルター内部の溶け)

目詰まりを解消しても再生機能が復活しない場合は、フィルタ―内部が破損している可能性があります。

フィルターの溶損とは、異常燃焼によりセラミックの内部が融点を超えて溶けている状態です。フィルター内部が溶けてしまうと、溶損部分からPMが通過してしまうため、再使用することができなくなります。

下の写真(右側)にあるように、ひどい場合は目視で溶損が確認できるケースもあり、中でも強制燃焼を繰り返し行ったDPFは溶損している可能性が非常に高まる傾向があります。

3)スタッドボルトの折れや摩耗

スタッドボルトとは、両端にネジ部がある棒状のボルトのことで、頭部がない形状をしています。主に部品の固定や溶接の際に使用され、「植込みボルト」とも呼ばれています。

通常DOCとDPFをつなぎとめる役割を果たすスタッドボルトは、経年劣化が進むと摩耗したり折れたりして使えなくなることがあります。

この場合、本来ないはずの不要な隙間ができてエア漏れが発生するため、自動再生が上手く行えずに再生機能不全に陥り、DPFチェックランプの点灯につながることがあるのです。

DPF洗浄を行っても症状改善せず、原因不明になってしまう

このように、DPFチェックランプの点灯原因には目詰まりのほか、フィルター自体に異常が起きていることが原因となることもあります。

フィルター自体の異常でも、外観上で大きなヒビ割れや溶損が見られる場合は、洗浄を行う前に使用不可だと判断がつきますが、フィルターのヒビ割れや溶損は外観では判断できない箇所で発生していることも多いため、洗浄を行ったとしても症状が改善しません。

つまり表面が問題なければ、洗浄を行う事が多いですが、実際は洗浄をしても原因を特定する事ができないケースがほとんどです。というのも、通常の洗浄だけでは内部の詰まりが取れたか内部が傷ついていないかは分からないからです。

そこで、弊社リトラス・セラメックスでは、お預かりしたお客様のDPFマフラーを独自の方法で洗浄後、徹底した検査を通じて使用可能判断までをしっかりサポートしています。

他社にはないリトラス・セラメックス独自の検査方法

弊社では、フィルター部の洗浄で内部の煤詰まりを除去した後、下記の項目について3種類の検査・試験を行います。

⑴空気流速のテスト・測定
【試験】空気流速試験(風速検査)

この検査では、フィルターの5箇所で一定の空気を通して、フィルター内を通る空気のスピードが新品フィルターの標準的な通過速度と差がないか測定を行い、ばらつきがないかを確認します。

差があった場合や一部だけ数値が異なる箇所があった場合、煤詰まりを起こしている可能性が考えられます。

⑵欠陥・ヒビ・割れの有無
【検査】光検査

フィルター内部の欠陥・溶損による穴や溶けを確認するためには、光検査を用います。

触媒のコーティング量にもよりますが、正常だとフィルターの格子状が均一に映りますが、欠損していたり割れている箇所があると光漏れでその箇所が白く映ります。

また、この検査ではフィルター内に発生した亀裂やヒビ割れた箇所を確認することも可能です。

正常(亀裂/割れ/欠損なし)
割れ・欠損あり
亀裂あり
欠損あり

上記3種類の試験・検査を実施することで

  • 洗浄の効果(煤詰まりの解消)
  • 洗浄だけでは見抜けないフィルター内部の亀裂や欠損や詰まり
  • 洗浄では判明しなかったフィルター内部の不具合

を検知することが可能です。

安心の検査結果レポート付き!

検査実施後は、洗浄結果と3種類の試験・検査結果をレポートにしてお客様にご提出します。下の写真のように、レポートには洗浄後のフィルター内部の写真、各検査結果の写真を添付しています。

弊社では全ての検査に合格しないと、「洗浄合格品」と「再使用可能なDPF」とみなしません。このレポートにより、DPF内部の写真や新品のDPFとの比較グラフなど、洗浄の結果をお客様自身でご確認していただくことが可能です。

精製水と圧縮空気を併用したリフレッシュ技術で、他社には真似できない高品質かつ環境にも優しい洗浄をご提供します。

リトラス・セラメックス独自の検査方法にご興味がある方、DPFの目詰まりでお困りの方・DPF洗浄でお悩みの方は、ぜひ一度弊社にお問い合わせください。