欧州、米国などで10万件以上実績のあるDPF洗浄リフレッシュサービス
イギリスのセラメックス社、アメリカのヘクサデックス社が開発した独自の洗浄方法及び検査システムを採用しており、ヨーロッパではスカニア社、アメリカではナビスター社等々に洗浄及び検査技術が認められ採用されています。
中古トラック販売/買取のパイオニア RETRUS と、DPFリフレッシュのエキスパート Ceramexの融合
それぞれの特長を活かし「1+1」が「2」を上回る。
積み上げてきた「信頼・実績(RETRUS)」と、
「技術・発想(Ceramex)」がコラボレーションした新しいソリューション。
国内大手の中古トラック販売 / 買取企業
全国8拠点、在庫1,000台以上、リビルト・リサイクルパーツも充実のラインアップ。 安心してお求めいただける体制とシステムで信頼と実績を築いています。
排ガスにおけるソリューション開発を目指す
独自のリフレッシュ技法(特許取得)で欧州、米国などで10万件以上の実績を持つセラメックス。 リトラスとのコラボレーションで日本に初上陸しました。
新しいリフレッシュ(リビルト)のカタチを提案・実現することを目的に生まれたコラボレーション。
私たちリトラス・セラメックスは、「信頼できる(RELIABLE)」「トラック(TRUCK)」を「供給する(SUPPLY)」ことを使命としたRETRUS、その意志に賛同したイギリスでDPFリフレッシュサービスと技術の世界的なサプライヤーであるCeramexとの合弁会社です。
弊社は上述した使命に賛同した企業が集まって平成29年7月に設立された若い会社ではございますが、これまで培ってきた長い歴史と実績、お客様にご満足いただけるノウハウがあります。
さらにより多くのお客様に安心してご利用いただける高品質なトラックをお届けすると共に、ご購入頂いた車輌のメンテナンスにもお役に立てればと、DPFリフレッシュ&リビルトサービスの提供を開始いたします。
これからも、お客様の最良のパートナーとして末永く信頼をいただけます様、品質とサービスの向上に努めてまいります。
代表取締役 津田 隆二
DPF(Diesel Particulate Filter)の役割
DPFは、ディーゼルエンジンの通常運転中に生成される小粒子と小滴の複雑な混合物である煤と灰をフィルターにより排気ガスから排除するシステムです。
煤(スス)はディーゼル自動車から生成され小さなカーボンの粒子でDPFで捕集されます。 このススは、一定量堆積されると自動的に再生(燃焼)を行い除去されます。 しかし、停止運転の多い市街地で運行する車輌などは効果的に再生が出来ず、 短期間でススによる閉塞を引き起こす可能性があります。
灰は、ディーゼルエンジンの燃焼プロセスによって発生します。
ススとは異なり、フィルターに堆積された灰は、再生(燃焼)によって燃え尽きる事はなく、
エンジン及びフィルターの効率的な動作を維持する為には定期的な清掃が必要です。
フィルターが詰まっていると排気背圧が上昇します。 多くの車輌には、DPFの清掃が必要になるとドライバーに知らせるインジケーターランプが付いています。 フィルターを清掃しないと、エンジン性能の低下と燃料消費量が増加します。 重大な場合には、排気ガスの流れが悪くなり、フィルターが損傷(ひび割れ又は焼損)する事があります。
Ceramex社が開発した特許取得済みの独自技術は、精製水と圧縮空気の両方を使用する事により、 ススと灰などの有害物質を高レベルで除去できるリフレッシュシステムです。 15年に及ぶ経験の中で、短時間で洗浄・乾燥を行い、検査レポートを出力するシステムで10万件を超えるDPF洗浄の実績を上げてきました。 この技術は日本国内でも特許取得済みです。
リフレッシュ&リビルトのフロー
洗浄・乾燥から、赤外線検査、光検査を経て、空気流動試験まで、一貫したシステムで高品質なサービスをご提供致します。
DPFの目視検査(外部のキズ・へこみ、フィルターのヒビ・割れ、溶けている部分の有無の確認)を行い、バーコードを付けて管理。
DPFフィルターの外部を研磨仕上げしてから、さび・汚れなどをていねいに落として、きれいにリフレッシュしていきます。
DPFフィルター内部のススと灰、その他の汚れを含めた「目詰まり」をていねいに除去してきれいにしていきます。
DPFフィルター内部の水分を徹底的に取り除くために、専用の乾燥機を使って、しっかりと乾燥させていきます。
DPFフィルター内部の詰まりや大きな穴・割れがないかを赤外線を使って隅々まで徹底的に検査をしていきます。
光の種類・波長を変え、DPFの詰まりや大きな穴・割れがないかを専用検査機を使って徹底的に検査していきます。
高精度の流速試験装置を使って、DPF内に一定の空気を通して、流量や流速の測定を行っていきます。
各試験をクリアし、合否判断が出たら完成。各検査結果のレポートを付けて出荷準備を行い、お客様の元へお届けします。
リフレッシュ方法と特長
空気と水の併用によるオリジナルのリフレッシュ方法は、今までにないクリーニング効果をもたらせます。
エンジンオイル内の添加物の燃焼により発生する煤や灰は、運転中の燃焼により完全に除去されることなくDPF内に堆積するため、 定期的なクリーニングが必要です。 独自の特殊技術による洗浄方法により、水と圧縮空気を併用し、短時間で且つ大きなリフレッシュ効果と低コストを実現し、 世界で10万件を超える実績を上げています。 従来のクリーニング方法(エアブロー)を遥かに超越したクリーン度と経済性を実現しました。
クリーニング方法
クリーニング方法
エアブローによるクリーニングを施した場合、空気は通気孔を通るので、蓄積した灰の後ろに回り込むことが出来ません。 水とエアブローの併用により、エアブローのみのクリーニングでは残留していた煤や灰を除去する事が可能になりました。
品質の管理
DPF洗浄後、フィルター部の検査・試験を行い、徹底した品質管理を行います。
■フィルター部洗浄後は下記の項目について、検査・試験を行います。
■フィルター部の詰まりと割れを確認し、不合格フィルターの画像を出力します。
「異物・詰まりあり」
「リフレッシュ済み」
「部分的に詰まり有り」
■光の種類・波長を変えて2種類の検査を行います。
■欠損している箇所が白く写る理由
「触媒」は各セルを排気ガスが通過する仕様になっていますが、DPFのセルは互い違いに塞がっていて微粒子は吸着されます。その為、一定期間使用すればフィルターが詰まってしまいチェックランプが点灯します。しかし、何らかの原因でフィルターが破損すれば微粒子が抜けてしまうことになります。
正常なフィルターの場合は、各セルが塞がっている為、下部から光を当てても光は通過せずに全体が黒く写りますが、欠損している箇所があれば、そこから光が漏れて白く写ります。
■検査・試験結果をリフレッシュレポートとして管理致します。
DPF内部の写真や新品のDPFとの比較グラフなど、洗浄できたのかをお客様自身でご確認して頂けます。